1月 2012
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なぜディズニーは9割がバイトでも最高の顧客満足度を維持できるのか?
『9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方』は50万部を突破したそうです。すごいですね。私も読みました。著者の福島文二郎さんはこう述べています。
「ディズニーランドで働いている人のうち、正社員は2000人程度。それに対して、アルバイトが1万8000人程度います。しかも、正社員の中には、バックオフィス業務を担当する人間もいますから、ゲストが直接顔を合わせるのは、ほぼ100%がアルバイトなんです。」(参考:中経出版「特集ページ」より)
2011年4月の顧客満足度調査によると「顧客期待/知覚品質/クチコミ」でNo.1、全体でも2位と高い顧客満足度を維持していることがわかっています。東京ディズニーリゾートに行ったことがある人ならば、そのサービスレベルの高さはよくご存知かと思います。(参考:サービス産業生産性協議会ニュースリリース「2010年度日本版顧客満足度指数の発表」)
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楽天レシピはなぜクックパッドに勝てないのか?(The reason Rakuten-recipe...
楽天レシピは2010年10月1日にオープンしました。レシピ投稿は50ポイント、つくったよレポートはレシピ投稿者とレポート投稿者の双方に10ポイントが付与される仕組みでオープンしたことや(ポイントは楽天市場で1ポイント1円)、楽天が約7000万人の会員を持つ巨大プラットフォームであることから、「クックパッドを抜く」とまで騒がれたものです。(参考:cnet「『年内にクックパッド抜く』―楽天レシピ、ポイント連動で攻勢」)
それも今は昔。いまさら誰も騒ぎませんが、楽天レシピがクックパッドに勝てる気配は見られません。
楽天レシピ http://recipe.rakuten.co.jp/
クックパッド http://cookpad.com/
(ともにDoubleClick Ad Planner推定値より)
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なぜゲーミフィケーションは効果的なのか?(Why Gamification Works?)
「ゲーミフィケーション(gamification)」という言葉をなんとなくわかったつもりで、バズワード的に使う人が増えてきました。本当にそれを可能するゲームのメカニズム(game mechanics)を理解してますか?ゲーミフィケーションというすばらしいコンセプトが、自分ではゲームをやりもしない人に、ビジネス上の理由だけでバズワードとして使われてしまうのは残念です。
以前、ゲーミフィケーションについてのNOTEを書きました(「進化するゲーミフィケーション」)。ゲーミフィケーションという言葉の意味を詳しく知りたい方はこのNOTEをご覧ください。時間が経ちゲーミフィケーションという言葉を知る人も増えてきましたので、今回はそのゲーミフィケーションを効果的にするゲームのメカニズムについて、こちらの記事を参考にしながらNOTEにとりたいと思います。
[参考:Mashable「HOW TO:...
10月 2011
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SCVNGRがレベルアップしました(SCVNGR, LevelUp!)
よくいくカフェがあります。そんなに混んでいなくて、居心地がよく、挽きたての豆で淹れた珈琲の香りさえあれば、仕事だってはかどるわけです。
夜に一人、そのカフェで珈琲を飲みながらパソコンを開いていると、レジの前で20代ぐらいの女性が財布の中から小さな紙片をとりだしたのが見えました。クーポンです。
「えー、クーポンあるんだ、いつも来てるけどクーポン使ってないや。なんか損した気分。まあ、クーポン使うのって、常連の自分にとってはちょっと恥ずかしい気持ちもあるからな、しょうがないか。でも、ちょっとがっかり。」と私は心で思います。
集客する装置としてのクーポンは、いつまで飲食店などの店舗とユーザーの間にレイヤーとして機能するのでしょうか?
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9月 2011
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ゲーム・チェンジ(Make the game, Change the world)
(最初にエクスキューズしますが、きょうのNOTEは長いです。しかも、少しむずかしいかもしれません。ある程度の知識と興味がある方とシェアできれば、それでじゅうぶんうれしいです。また、仮説も含んでおりますので、事実誤認があればお知らせください。)
次の時代はゲームがつくる。私はそう信じている人間の一人です。なぜか? うまく解説できている人がまだいないと思います。
ゲーミフィケーションは日本でもバズワードになりました。良いことだと思います。ハイプ・サイクルは急激に熱するところから始まります(ガートナー「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2011年」)。ですが、今回こそは、ぜひ「セカンドライフ(Second Life)」(Wikipediaへリンク)のような一過性で終わらせてほしくない。そう思い、NOTEを書いておこうと思いました。
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5月 2011
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なぜ電子書籍は始まらないのか?(Why e-books aren't popular in...
[paidContent.org:「New Data Provides Deeper Profile Of Typical E-Book ‘Power Buyer’」]
「書店アプリを提供する」とか中途半端な電子書籍(E-books)への新規参入はもうやめた方がいいと思います。iPadが登場して1年。電子書籍へ参入を表明した企業は数知れず。しかしながら、あれほど騒がれた電子書籍が日本に根ざさないのはなぜでしょうか? その理由について解説があっていいと思うのですが、なかなか見当たらないので自分のNOTEにだけ書きとめておきたいと思います。(※今回のNOTEでは“E-books”を“電子書籍”と表現しております)
英語圏での電子書籍の普及には目覚しいものがあります。
Association of American...
タブレットパブリッシングの未来(The Future Of Tablet Publishing)
[GigaOM:「The Future of Media: Brands Are Publishers Now Too」]
「iPad向け雑誌に未来はない」ということに私たち出版社は早く気づいた方がいいのかもしれません。もう少し正確に言えば“今の”iPad向け雑誌ですが。「動画や音をつければデジタルマガジンがインタラクティブでリッチなコンテンツになって、そうしたらデジタルマガジンは売れる」と考えている(特に編集者の)方々と情報を共有したいと思い、久しぶりに本業(出版)についてNOTEにとりたいと思います。
米国ではiPadなどのタブレットに向けてデジタルマガジンをつくることを「Tablet Publishing」「iPad Publishing」とか「Tablet...
新しいサイバネティックス(The New Cybernetics)
先日、2011年5月14日にシリコンバレーのスタンフォード大学で開催されたTEDxのイベントで、米「WIRED(ワイヤード)」誌の編集長Chris Anderson(クリス・アンダーソン)氏がスピーチをした内容の概要がVentureBeat掲載されていました.。
最近、「これからはソーシャルの時代だ!」とか「チェックインによるインタレストグラフが重要」とか、日本では様々な方が色々な言い方で説明していることについて、いまいちピンときておらずもやもやしていたのですが、Anderson氏がこの記事で話している内容が一つのインスピレーションを提示してくれていると思いました。皆様とシェアすべくNOTEにとりたいと思います。
VentureBeat:「Wired’s Chris Anderson: How accelerometers make life better」
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4月 2011
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進化するゲーミフィケーション(The Gamification Evolution)
ゲーミフィケーション(Gamification)はオンラインマーケティングの中で最も新しいバズワードです。今のところ日本語のWikipediaには項目がないようですが、遅かれ早かれネクストビックトレンドとしていろんなメディアで取り上げられると思います。現在のところでは、NHKのハイビジョン特集「ゲーム・レボリューション(2) 賢者の予言」や日本経済新聞サイト「ゲームで社会をよくするゲーミフィケーション」、GQ JAPAN「マーケティングの最新トレンド、ゲーム化戦略とは」などで登場しています。
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GetGlueから考える「チェックインする」ということの意味(2)
ニュースがシェアされることで起こったことは大きく分けて二つあると思います。
(1)インタレストグラフ(Interest Graph)の形成
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3月 2011
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GetGlueから考える「チェックインする」ということの意味(1)
[参考:The Next Web「GetGlue adds Foursquare integration and sports check-ins」]
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カウチサーフィン(CouchSurfing)があたりまえになる日が来ますように
「●●●が東北地方太平洋沖地震の被災者を受け入れることになった」というニュースを連日のように見ています。そのたびに、被災者のニーズ(何が必要か、赤ちゃんはいるのか、どれぐらいの期間の受け入れを希望するのか等)と受け入れたい人とをマッチングするのは、そもそもインターネットの得意とする分野なのに、と思います。こういうニュースがありました。
[Mashable:Site Lets You Offer A Home for Japanese Quake, Tsunami Victims]
カウチサーフィン(CouchSurfing)が東北地方太平洋沖地震の被災者を受け入れ場所を提供できる人を集めた特設サイトを開設し、3日も経たないうちに40人以上の受け入れ先提供者を集め、翌週には倍増した、という内容です。
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Grouponと比べてわかるソーシャルコマースサービス「Curebit」の新しさ
グルーポンはすばらしいソーシャルコマースのアイデアでした。そしてもう古い。そう思えるサービスが「Curebit」です。間違いなくソーシャルコマースの次世代を切り拓くコンセプトだと思います。いつもながら新しくすばらしいアイデアを紹介してしまうのはもったいないのですが(笑)。NOTEにとりたいと思います。
[参考:Social Times「Curebit Helps Online Stores Increase Profit Through Social Media [Interview」]
「Curebit」の仕組みはYouTubeの動画を見ていただければ直感的に理解いただけると思いますが、流れはこんな感じです。
(1)ショッピングサイトで商品を購入する
(2)購入完了ページで「商品購入をFacebookやTwitterやメールでシェアしませんか?...
90999 - SMS募金の功罪
知り合いが「ボランティアに行きたい」と言うのを聞いて、大学生のころにボランティア活動をしていたことを思い出しながら、そのことについて考えていました。いろいろ考えた結果、私のような就業者は経済活動を止めてまでボランティアに行くべきではないと思いました。被災者の皆様のため、何かの助けになりたい気持ちは募金という行動で示したいと思います。
さて、「90999」という番号をご存知でしょうか? 米国では、この数字が日本で起きた地震&津波による震災被害に対して募金するキーワードのようです。
[参考:Time NewsFeed 「Text Message Donations: Aiding or Stifling Relief Efforts in Japan?」]
米国赤十字社(The American Red...
Zite(ザイト)に見るデジタルマガジンの未来
ニュース記事を読んで即座にすごいiPadアプリだと思いました。「Zite(ザイト)」です。「Flipboard」がソーシャルネットワークのアグリゲーションをデジタルマガジン風に見るアプリと位置づけるならば、「Zite」はパーソナルにカスタマイズされたコンテンツアグリゲーションをデジタルマガジン風に見るアプリです。残念ながら現時点では日本語の後追い記事が[ウォール・ストリート・ジャーナル日本版](※記事にリンク)以外に見つからなかったので、[TechWave](※記事にリンク)にも取り上げられておりますが、NOTEにとりたいと思います。(※2011/03/10/16:10更新)
[参考:YouTube:Introducing Zite, the Intelligent iPad Magazine]
「Zite」ではまずTwitterのアカウントとGoogle...
Kindleでマンガは読めないかもしれない?
久しぶりに米国の電子書籍動向についての話題をNOTEにとります。AmazonのKindleが電子書籍のデリバリーコストを出版社に負わせる、という話です。
[参考:ComicsAlliance「Amazon Fees Makes Kindle Even More Useless for Comics」]
AmazonのKindleは販売台数を公表しておりませんが、2010年の終わりまでに800万台以上の売り上げたと言われております(参考:TeleRead「Kindle sales figures leak; beats analyst estimates by 60%」)。米国の電子書籍で圧倒的なシェアを持っているKindleですが、なぜこんなに売れるのでしょうか?...
「この服、どうかな?」とみんなにアドバイスをリアルタイムで求めるアプリ
ソーシャル系のサービスは考えさせられるものが多いです。きょうNOTEにとりたいのはリアルタイムでアドバイスを求めるアプリ「Opinionaided」です。
[参考:The Next Web 「Real-time advice service Opinionaided growing fast, gets $1M funding」]
「この服どう思う?」とか「今、デパートにいるんだけど彼女へのプレゼント、これでいいかな?」とかいっしょに友だちと買い物に来たような感覚で、アプリの向こう側にいる人に気軽にアドバイスを聞くというシンプルなサービス。昨年のスタートから数えて、すでに50万件の質問に4,000万人が回答しているそうです。けっこうすごい数字。
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2月 2011
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“Facebook”を文字通り「顔の本」にする
Facebook使ってますか? 私はといえば最近はTwitterとFacebookの使い分けを試行錯誤しているところです。それぞれ良さがあり、どっちかを使えばどっちかをやめるという感じじゃないことはMashableのこの記事にあるINFOGRAPHICを読んでも感じました(参考:Mashable「How Small Businesses Are Using Social Media」http://on.mash.to/hlUoJv)。
Facebookといえば週刊ダイヤモンドの「2011年 フェイスブック(Facebook)の旅」(1月29日号)は内容もさることながら、表紙もすばらしかったですね。まさにフェイス(顔)をブック(本)にしたようなアイコンを並べた表紙で。Facebookのアイコンが掲載されている人にとってはとてもいい記念になったことなのでしょう。
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行動経済学から考えるグルーポンが儲かる本当の理由(※2011/02/16/20:38 更新)
グルーポンを代表とする割引クーポン共同購入サイトは良くも悪くも話題を振りまいてくれてますね。まさか米国のスーパーボウルの話が海を超えて伝わってくるとは思いませんでした(参考:スーパーボウルで「チベット」CM、中国から怒りの声 グルーポンhttp://www.cnn.co.jp/showbiz/30001734.html)。日本でもグルーポンおせち騒動は記憶に新しいところです。この騒動では割引クーポン共同購入サイト側が通常価格よりも定価を上げた上で割引価格を提示させる二重価格の問題、身の丈を超えたクーポン枚数を店舗側に強要する問題などが指摘されています。(参考:クーポンサイト、隆盛の陰にひそむ危うさ グルーポン「おせち騒動」は氷山の一角 http://s.nikkei.com/faN8TW)
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キーワードはメディアチェックイン(media check-in)
この間の「ソーシャルエンターテインメント」のお話の続きになるかもしれませんが、テレビを見ながらツイートしたことある人ってたくさんいらっしゃいますよね。自分のTLでもけっこうテレビって見てるもんなんだなって思います。だいぶ前になりますが、テレビ東京の「カンブリア宮殿」に宝島社の蓮見清一社長が出ていたときの自分のTLは見物でした。出版社の方をたくさんフォローしているので、それはそれはたくさんの悪口が(笑)。「Twitter×テレビって超たのしい!」って思いましたね、そのとき。性格悪いな、自分。
残念だなって思ったのはフォローしている人以外のコメントが拾えないことです。ハッシュタグを探してみるものの、なかなか見つからないし。おもしろいコメントしている人がいたら、きっとフォローするだろうなって思うわけです。
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クラウドファンディングで“セルフAKB48”が誕生?
AKB48をご存知ですか? と聞く方が「何いってんの」って感じなぐらいメディアを席巻してますよね。AKB48で一時期“AKB商法”が批判されたこともありました(http://ja.wikipedia.org/wiki/AKB48)。個人的にはビジネスがうまいなぁと傍観者でしたが。熱心なファンがより多くお金を使うことは本当に批判されるべきことなのでしょうか。本当に批判したいのはそれで設けているメディアであり、関わる人々なんじゃないかと勝手に思ってます。「AKB48を商品にして儲けようなんて…」みたいな。
ところで米国「Kickstarter(キックスターター)」(http://www.kickstarter.com/)というサイトをご存知でしょうか。自分がこのサイトを知ったのは仕事で関わっている『シェア...
ソーシャルエンターテインメントの時代?
皆さんはブログを書いていますか? よく聞くのは「Twitterをやるようになってから、ブログを書かなくなった」という声です。Twitterはおもしろいツールですよね。iPhoneなんか持っていると、ついついタイムラインを眺めてしまい、誰かがシェアしたニュースサイトを見にいって、またタイムラインに戻って…の繰り返しになってしまいます。あと面白いのはテレビを見ながらのTwitterです。この間のサッカー・アジアカップなんかはタイムラインを見ながら興奮をTwitterでシェアして楽しんでたりします。
なんて何気ないお話に聞こえますが、実はこういった事例こそエンターテインメントコンテンツの消費行動が変わっているということなのではないか、という興味深いレポートが米国で話題を呼んでいます。
Welcome to Social Entertainment - Annual Report...
クックパッドも楽天レシピも古く思える「Foodily」という新しいレシピサイト
「これは!」と思い、正直なところ情報をシェアするのをやめようかと思いましたが、やっぱり良いアイデアはどんどんシェアしていくことにします。
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出版社の新しい収入源を考える(後編)
昨日の前編では「Ebyline」の事例を取り上げて、出版社自身も自社で保有する記事をWEBサイトや新聞などの他媒体へ販売することができる可能性についてNOTEをとりました。きょうは「記事を有料で買うニーズ」が生まれそうな気配について、NOTEをとりたいと思います。
皆さんは「Demand Media」という会社をご存知でしょうか。米国のIT業界に詳しい方はご存知かもしれません。ご説明いたしますと、Demand Mediaはアルゴリズム技術を使ってユーザーが欲しい情報が何かを分析して、それに合致する記事やビデオなどのコンテンツを自社のネットワークを通じて配信する会社です。簡単にいえば、Googleで検索されそうなキーワードを予め予測し、そのニーズに合わせてコンテンツを生成するわけです。米国では「コンテンツファーム(Content farm)」や「コンテンツミル(Content...
出版社の新しい収入源を考える(前編)
EDITOR&PUBLISHER http://www.editorandpublisher.com/home.aspx
今回は長くなりそうな予感がしますので、今日と明日に分けて初の「前後編」でNOTEをとりたいと思います。取り上げるのは『EDITOR&PUBLISHER 2011年2月号』の特集「Spotting New Revenue(新しい収益源をみつける)」です。
この特集では「Spot.Us」(http://spot.us/)と「Ebyline」(https://www.ebyline.com/)という二つのサイトを取り上げています。
「Spot.Us」は『フリー』『シェア』(NHK出版)の監修者であり、インフォバーンCEOの小林弘人さん(こばへん)が早くから注目して取り上げているサイトですが(参考:[Business Media...
1月 2011
7件の投稿
AmazonのKindle Singlesで出版社が置いてけぼりをくらう?
先日、オープンが発表されたAmazonのKindle Singles programについて、別の角度から取り上げている記事があり、出版社で働く自分にとっては見過ごせない記事でしたので、NOTEにとりたいと思います。
ちなみにAmazonのKindle Singles programについてはこちら[TechCrunch「作家やライターが短編をAmazonで出版できるKindle Singlesが開店」http://bit.ly/hbrbzs]をご覧ください。
[THE BIG PICTURE]「Kindle Singles Out Book Publishers」 http://bit.ly/eHDTGK
The second news was the New York Times announcing its first e-book to be published in...
「Digital Book World」での話
先日、米国ニューヨークで出版業界向けのカンファレンス「Digital Book World」が開催されました。そのレポートを「PUBLISHERS WEEKLY」がさっそくニュースにアップしており、内容が非常に興味深いと思いましたのでNOTEでシェアします。
[Digital Book World: e-Royalties, Amazon and the Shape of Things To Come(電子出版の印税とAmazon、これから起こること)]
http://bit.ly/etXPRD
まずは出版コンサルタントShatzkin氏が130の出版エージェントにとった電子出版の印税(ロイヤリティ)についてのアンケート回答が紹介されています。
Shatzkin noted that 3/4 of agents believe an author should have one...
TEDのクリス・アンダーソンは同姓同名でした
日本でもベストセラーとなり、フリー旋風を巻き起こした『フリー <無料>からお金を生みだす新戦略』(http://www.freemium.jp/book)の著者
クリス・アンダーソン (Chris Anderson)
http://en.wikipedia.org/wiki/Chris_Anderson
クリス・アンダーソンは同姓同名であり、TEDのディレクターと、Wired Magazineの編集長であり『フリー』の著者は全くの別人です。完全に勘違いをいたしました。。。大変に申し訳ございませんでした。ちゃんとWikipediaを確認するぐらいしないといけないと反省しております。
以下、適宜修正しております。
クリス・アンダーソンがディレクターを務めるTED(http://www.ted.com/)から、AmazonのKindle Singles...
セルフパブリッシングは誰のため?
ソーシャルリーディングについてのプレゼンを書いといてなんですけど(「Social Reading3.0」 http://slidesha.re/gEw8IV )、ソーシャルリーディングよりセルフパブリッシングの方がみんな興味あるんじゃないかと思います。アメリカのニュースサイト見てても、セルフパブリッシングについての話は多く登場しますが、ソーシャルリーディングという話はほとんど見かけません。
考えてみれば当然で、誰しもが『年収◯◯◯◯万円を目指す方法』的なビジネス書には興味あるわけで、いつか稼いでやるって思っている人にとってはセルフパブリッシングで印税生活をすることは、ちょっとがんばれば何か届きそうな「夢」なわけです。
きょうのNOTEはアメリカでアクセスが伸び続けるブログメディアサイトThe Huffington Postから。フリーの編集者であるPatricia...
セルフパブリッシングで一日1,000冊を売る男
アメリカのミステリー作家 JA Konrath が書いたセルフパブリッシングに関するエントリーが賛否両論を呼び、413件のコメントが付くなど話題を呼んでいます。きょうはこのエントリーを要約して感想をシェアします。
■A Newbie’s Guide to Publishing [Tuesday, December 28, 2010]
タイトル:You Should Self-Publish
For many years, I said DO NOT SELF-PUBLISH.
何年もの間、私はセルフパブリッシングなんかするなと言ってきた。
Then, in 2009, I became aware of the Kindle.
2009年、私はkindleの存在に気づいた。
So now it’s December 2010, and...
ブログと電子書籍
近い未来、多くのブロガーはアフィリエイト収入だけではなく、電子書籍の販売でも収入を得るようになる。そのため、多くの職業的書き手がオープンWebやソーシャルネットワークでデビューすることになるだろう。NOTEにまとめておきたい。
言わずもがな著名なアルファブロガーは優秀な書き手でもある。アルファブロガーが本を出版するケースは多い。その場合、ほとんどは出版社が一冊の本として編集され、印刷、製本、取次を経由して書店に並ぶ。しかし、本を出せるブロガーは一握りだ。ほとんどのブロガーはAmazonのアフィリエイトやGoogleのAdsenseなどの収入に頼らざるを得ず、そのほとんどは小遣いにもならない金額だ。
...
The Social Network
『フェイスブック 若き天才の野望』を昨日読み終わり、きょう、映画「ソーシャル・ネットワーク」を観ました。ザッカーバーグが贈与経済について語った本の一節が印象的でした。
「~ぼくが何か何かを供出して誰かにあげると、義務感からか寛容さからか、その人はお返しに何かをぼくにくれる。文化全体がこの相互贈与の枠組みの上で成り立っている。こうしたコミュニティーを束縛しポトラッチ(贈り物)を有効にしているのは、コミュニティが小さくお互いの貢献が目に見えるという事実だ。ただし、これらの社会がひとたび一定の規模を超えると、システムは破綻する。人々は起きていること全部を見ることができなくなり、ただ乗りが始まる」
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