カウチサーフィン(CouchSurfing)があたりまえになる日が来ますように

「●●●が東北地方太平洋沖地震の被災者を受け入れることになった」というニュースを連日のように見ています。そのたびに、被災者のニーズ(何が必要か、赤ちゃんはいるのか、どれぐらいの期間の受け入れを希望するのか等)と受け入れたい人とをマッチングするのは、そもそもインターネットの得意とする分野なのに、と思います。こういうニュースがありました。

[Mashable:Site Lets You Offer A Home for Japanese Quake, Tsunami Victims

カウチサーフィン(CouchSurfing)が東北地方太平洋沖地震の被災者を受け入れ場所を提供できる人を集めた特設サイトを開設し、3日も経たないうちに40人以上の受け入れ先提供者を集め、翌週には倍増した、という内容です。

カウチサーフィン(※Wikipediaへリンク)は「旅行者と旅先の地域のコミュニティをつなぐグローバルなネットワーク」です。簡単に言えば、タダで泊まりたい旅行者と、旅行者を迎えて寝場所を貸してあげようという人たちを結ぶサービスです。

「全く知らない他人の家に泊まるのは危険なのでは?」と思われるかもしれませんが、そこは他者への信頼を可能にする評価システムが機能しています。そこらへんの解説は書籍『シェア<共有>からビジネスを生みだす新戦略』(NHK出版)も詳しいのですが、実際にサイト(※CouchSurfingへリンク)をご覧になってみるとよいかもしれません。

今回の特設サイト(※サイトへリンク)にも、被災者の受け入れ場所を提供できると名乗り出てくれている方がたくさんいます。その方々のメッセージを読むにつれ、こういうときこそ“シェア”の気持ちが大事なのだと思いました。

残念ながら、こうしたサービスはまだまだ一般的ではなく、多くの被災者には届かないメッセージなのかもしれません。しかし、こんなふうにあたりまえに被災者の受け入れ先を一般の人たちが善意により提供できる日本であってほしいと思いますし、それを可能にするテクノロジーやサービスをもっと進化&普及させないといけないのだと思いました。

インターネットだからこそできることがまだたくさんある。そんなことを思い、NOTEにとりました。ITの新しいサービスを生み出しているクリエイターの皆様、ぜひがんばってください。

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